ダメージ計算

どちらの装備が良いか判断するには、ダメージの計算式を知っておく必要があります。細部は推測ですが、だいたいは合っていると思います。

ヒーローの与ダメージ

 与ダメージ=ダメージ+全体へのダメージ+マジックダメージ

[全体へのダメージ]分だけ敵全体へダメージを与えるのですが、敵単体への攻撃も上がっています。[吸血]は、総ダメージに対しての割合ですので、[全体へのダメージ]があるとHP回復量も上がります。ウォリアーが得意とする戦法です。

[マジックダメージ]は、敵単体へのダメージを上げます。基本的に[ダメージ]と同じです。厳密には、敵のスキルによって影響を受ける場合もあるのでしょうが、気にするほどではありません。

ローグのクリティカル

ローグの場合、[クリティカル率]と[クリティカルダメージ]でダメージが上がります。計算式はこのツールをご利用ください。

比較ダメージクリティカル率クリティカル
ダメージ
期待値
1
2

赤い数字を入力すると、自動的に期待値が算出されます。装備単品で比較すると不正確ですので、全ての装備を付けた状態の数値で比較してください。

例えば、比較1の装備から比較2の装備に換えた場合、クリティカル率が9下がって、クリティカルダメージが20上がるのですが、期待値は少し下がります。この場合、装備を替えない方が良いと判明します。

ヒーローの被ダメージ

 被ダメージ最小値(0以上)=敵ダメージ‐防御
 被ダメージ最大値=被ダメージ最小値+ループ数

ヒーローの武器にはダメージの最小値と最大値が設定されているのですが、敵ダメージにも範囲があります。

はっきりとは分かりませんが、敵ダメージからヒーローの防御を引いた値が最小値で、それにループ数を加えたのが最大値だと思います。どれだけ防御を上げても一定のダメージを喰らうのは、このせいだと思います。

敵の攻撃力が低い場合、防御を上げればかなり軽減できるのですが、敵の攻撃力が高い場合、防御よりも回避を狙った方が効果的です。つまり、ザコ戦は防御、ボス戦で回避に切り替えるという具合です。

また、クラスによる相性もあります。例えば、ウォリアーならゴブリンの攻撃など防御で大幅に軽減できるのですが、ローグやネクロマンサーだと、ゴブリンの素早い攻撃でどんどん削られます。

回避率

 回避成功率=敵命中率‐回避率

敵の命中率や回避率を確認することはできませんが、回避率50%もあれば、3回に2回くらい回避する感覚です。

回避は、少しではほとんど効果がありませんので、やるなら回避特化の方が効果的です。

実例確認

Loop Hero

実際の画面をそのまま掲載すると、文字が読めなくなるくらい縮小しなければならないため、ステータス部分を中央へ寄せ、できる大きくしました。

主人公の攻撃力は[ダメージ30-46] [全体へのダメージ7] [マジックダメージ9]なので、計算上、ダメージ46-62と推測されます。実際に敵に与えたダメージが52だったので、計算通りです。

スライムの[ダメージ20.69]でヒーローの[防御17]なので、ヒーローの被ダメージは3.69と推測されるのですが、今は6ループ目なので、3.69-9.69の範囲と推測されます。実際の被ダメージが6だったので、計算通りです。